【集客対策】パーソナルジムの集客方法7選|失敗しない戦略も解説!
- コラム
- 2023/8/17
- 2023/8/17
近年、フィットネスジムと比較して高額ながら短期間で効果が出やすいパーソナルジムに通う人が多く、比例してパーソナルジムを開業する方も増えている傾向にあります。
そんな中で、
「トレーナーとしての実力はあるのに顧客が増えない」
「とりあえずチラシを配ったりSNSで情報配信してみてるけど効果がない」
などと、お悩みのパーソナルトレーナーの方もいるかと思います。
パーソナルジムが安定した利益を得るためには、まずは集客対策を行う必要があります。
この記事では、集客対策をすることでどのような効果が得られるのか、具体的にはどのような集客方法があるのかなどを紹介しているので、パーソナルジムの集客対策に興味のある方は一緒にチェックしていきましょう。
目次
パーソナルジムに集客が必要な理由
パーソナルジムはマンツーマンで食生活のアドバイスやボディメイク・ダイエットをサポートするので、上述したようにフィットネスジムに比べて高額であっても入会する人が増えています。
その需要に伴って市場はどんどん拡大し、フィットネスジムから独立してパーソナルトレーナーになる方も増えているため競合が多く、集客対策をせずに利益を上げることはかなり難しいです。
パーソナルジムの入会を検討しているほとんどの人が、情報を得るためにインターネットで「パーソナルジム」と調べているので、認知度を上げるためにはWeb上での集客が欠かせないので対策する必要があります。
パーソナルジムで集客するために押さえておきたいポイント
集客をするにあたって、まず最初に押さえておくべきポイントが4つあります。
|
集客対策を実際に行う前に以下のポイントについて確認しておくことで、無駄のない集客を行うことができます。
ターゲットやペルソナを絞る
まずは、自分のパーソナルジムにはどんな層に来てほしいかを決めましょう。
あらかじめ女性向け・男性向けかや、20代~30代の若い層のボディメイクやダイエットの指導をするのか、40代~50代の中高年向けに健康維持の手伝いをするのかなどをきめておくことで、効率的に集客をすることができます。
ペルソナについては、生活環境や家族構成・収入や性格まで具体的に絞っておくと、今後キャンペーンやWebサイトを制作する際に、ペルソナやペルソナに近い層に確実に刺さるような施策を練られるのでなるべく細かく決めておくとよいでしょう。
競合調査をする
全国的に見て強い競合や、同じ地域の競合がどんなブランディングをしているかやどんなことを売りにしているかを調査したり、競合が提供しているサービスの強みや弱みを理解しておくことはとても大切です。
また、競合調査をすることで自分のパーソナルジムの立ち位置がわかったり、業界のトレンドを知ることができるので新たな戦略を立てることにもつなげられます。
強みを明確にしておく
競合調査を経て、競合がやっていない戦略や自分のパーソナルジムの強みを明確にすることで集客対策をするときに的確に売り込みやすくなります。
ターゲットやペルソナと同様、期間限定のキャンペーンやクーポン配布などを打ち出す際に、「ブライダルやイベント向けの短期トレーニングに特化」「管理栄養士在籍」といった自分のジムの強みを、お得な情報と共に訴求すればお客様に確実に伝わりやすいです。
逆に強みがはっきりしていないと、訴求にばらつきが出てお客様に訴えたいことが上手く伝わらず、十分な集客の効果を得られなくなる可能性があります。
顧客の消費行動 (AISASの法則)
消費行動の法則を理解しておくことで、集客をするにあたって何が不足しているのかが見えたり、購買効果を促進させる対策をとることができます。
消費者が消費行動を起こすときは、まず商品やサービスを広告や口コミで知り(Attention)、内容に興味をもって(Interest)、インターネットで更なる評判や検索し(Search)、購入や入会手続きをして(Action)、その商品やサービスを口コミなどで友達やインターネットに共有する(Share)という一連の流れに沿って起こすことがほとんどです。
集客対策をする前に、パーソナルジムの入会を検討している人がどのようなアクションを起こしていくかを考えておくと良いでしょう。
パーソナルジムの集客方法7選
ここまでは集客対策をする前に押さえておきたいポイントを紹介しました。
以下ではまず取り組んでみるべき具体的な集客方法を7つ紹介します。
集客でどのようなことをしたらいいかわからない方はチェックしてみてください。
1. SNSを活用する
20代の若者を筆頭に多くの人は、どんなジャンルでも新しい何かを始めようとするときに、TwitterやInstagramなどのSNSで評判や具体的なサービスを検索します。
そこであらかじめSNSを運用しておけば、検索したユーザーに自身のアカウントがひっかかることで認知されやすくなります。
また、YouTubeで実際のトレーニングの様子や、おうちでできるトレーニング動画などをアップすることでどんな人がトレーナーとして付いてくれるか、具体的にどのようなトレーニングを行うかを把握することができるので、ユーザーからの信用を得やすくなります。
2. ポータルサイトへ打ち出す
ポータルサイトとは、インターネットで検索するときに1番初めに訪問するサイトのことを指していて、他のウェブサイトにアクセスするためのサイトになっています。
検索型のポータルサイトでは「Google」や「Yahoo!」などが挙げられますが、ここでは口コミや店舗の情報などをまとめている、特定の地域に限定した地域型のポータルサイトへの打ち出しを指しています。
通えそうなジムを探す大抵の人は「地域名」「パーソナルジム」と調べることが多いので、ユーザーの目にも留まりやすく、認知度も上げることができるので即効性が一番高いことが特徴です。
しかし、サイトによっては登録費がとても高いところがあるため費用対効果を考えて検討しましょう。
3. チラシを配る
パーソナルジムのターゲットとなる年齢層が高めだと、SNSやポータルサイトを見たり探す習慣がないため認知されにくいことがあります。
その年齢層の人に認知してもらうために、スーパーやジムの近く・駅前など人通りの多いところでチラシを配ることで認知度を上げてみましょう。
4. 口コミを書いてもらう
サービスを提供する側がいくら「良い」と言っても、口コミが悪かったりそもそも無かったりするとユーザーからの信用は得にくいです。
実際にパーソナルジムを利用してみて良かったという裏付けがあるかどうかで評価はとても変わります。
もし口コミが今の段階で少なければ、口コミを書いてもらうことを条件にしたキャンペーンを開催してみても良いでしょう。
5. キャンペーンの打ち出し
パーソナルジムを選ぶとき、減量・部分痩せ・食生活改善などの本来の目的達成以外の利益があると、ユーザーは興味を持ちやすいです。
例えば、無料カウンセリングや無料1日体験・キャンペーン期間で割引をしたり、プロテインのプレゼントなど、「お得だな」と思わせることでユーザーの興味を引くことが可能です。
6. ホームページを作る
ホームページがあるパーソナルジムとそうでないジムを比べると、ホームページがあるジムの方がユーザーの信頼を得やすいです。
ポータルサイトからユーザーを集めることももちろん効果的ですが、ホームページを上位表示させれば訪問者が増えるので認知度も上がります。
ポータルサイトは決まった内容しか掲載できないので、ブログやコラムを書いたりなど、よりホームページの中身を充実させることでサービスに納得してもらいやすくなり、入会してくれるユーザーも自然と増えるようになるでしょう。
7. 広告を出す
バナーなどのディスプレイ広告を効果的に打ち出せば、ユーザーの目に留まる機会が増えます。
広告を打つことで新規顧客を獲得したり、過去にパーソナルジムに通っていたけど今は通っていないといった離れてしまったユーザーを引き戻すこともできるので、結果的にお問い合わせや入会者の増加が見込めます。
サービスを継続的に利用してもらう
ただユーザーを集めるだけではなく、安定した利益を得るには継続的にサービスを利用してもらう必要があります。
対策方法としては以下の2つが挙げられます。
1.入会後の定期的なカウンセリング
パーソナルジムのサービス自体の質が良いというのは大前提で、入会後も経過などのカウンセリングを定期的に行うことで、ユーザー自身にサービスを継続する意識を定着させることができます。
トレーニングのサポートだけでなく、親身になって日常生活のアドバイスも行うとユーザーの意識も向上しやすくなるので、途中で退会してしまう懸念が少なくなります。
2.メルマガでおトクなキャンペーンや情報を配信
メルマガで体づくりに必要な運動メニューや栄養素・ダイエットに効果的な生活習慣などの有益な情報を定期的に配信することで、ユーザーの関心を引き留めておくことも大切です。
例えば、契約期間が終了してそこそこ結果に満足しているユーザーの場合、満足してもその後のトレーニングやケアを怠ってしまう可能性があります。
そこで定期的に配信されるメルマガを見ることで、ユーザーの興味や関心を引き留められるので、継続的なサービスの利用につなげることができます。
パーソナルジムで集客するには?集客が必要なワケや集客方法|まとめ
パーソナルジムは、年々上がっている需要に伴って市場も拡大している影響で、パーソナルトレーナーが安定した利益を得るためには集客対策をする必要があります。
集客対策をする前に、そのジムのターゲットとなる層やペルソナを具体的に決めて競合調査を行いましょう。
競合調査では、自分のパーソナルジムは競合と比べるとどのような位置づけにいるかを把握したり、競合にはない自分のジムの強みを見出しておくことが大切です。
具体的な集客方法としては、SNSやパーソナルジムのポータルサイトを活用したり、認知度を上げるためにインターネット上でキャンペーン広告などを打ち出すなどが挙げられます。
集客が成功しても、サービスを継続利用してもらえなければ安定した利益は望めないので、定期的なメルマガ配信や、カウンセリングなどを行うことでユーザーの意識を引き留めておくことも重要です。